新「しらせ」進水式(2008年4月16日)

  2008年4月16日、ユニバーサル造船(舞鶴)において、進水式があり、石破防衛大臣により「しらせ」と命名されました。東京から、南極OB会&南極倶楽部の有志が駆けつけ、その様子を見守りました。
その時の様子は、南極OB会フォトアルバムに掲載しています。
 新”しらせ”命名・進水式の様子は、南極OB会会報(第3号、2008.4.30)に、久松さんからの報告があります。また、その時の様子を、絵本画家の関屋敏隆さん※が貼り絵にしてくれましたので、南極OB会フォトアルバムに掲載しています。

※関屋敏隆さんの紹介ページ(知床倶楽部より)>>

 新「しらせ」建造中の様子

  新「しらせ」は、現在ユニバーサル造船の舞鶴事業所にて建造中です。
  新「しらせ」の建造中の様子や概要は、ユニバーサル造船のホームページからご覧になれます。
  進水は、平成20年4月予定。竣工は、平成21年5月予定。

 新南極観測船の船名は「しらせ」となりました。

  南極地域観測統合推進本部船名選考委員会により、新南極観測船は「しらせ」となりました。
  文部科学省からの発表はこちら
コンテナ方式の荷役システム、船体塗装による海洋汚染を防ぐステンレス外装、新しいヒーリング(横揺れ防止)機構などを持つハイテク船で、観測隊員搬送数が60名から80名に増やされ、海外共同研究者や外部同行者など、より多くの人員が参加できるようになる。
後継船の性能 ( )内はしらせ
基準排水量 1万2500トン(1万1600)
全長    146m(134)
幅     30m(28)
深さ    15m(14.5)
主機    ディーゼル電気推進
航海速力  15ノット
搭載ヘリ  輸送用2機、観測用2機(1)
乗員    152名(170)
観測隊員  80名(60)
南極観測50周年のホームページ(極地研)より引用
極地研究所に展示してある模型

 新しい南極観測船の名前を募集!!

  南極地域観測統合推進本部の「船名選考委員会」では、新南極観測船の船名を募集しています。
  募集期間は、平成19年 8月1日 から 平成19年 9月10日まで
  応募方法は、官製ハガキによる応募と、インターネットによる応募があるそうです。
  詳細は極地研の公募案内ニュースまたは、文部科学省の報道資料参照ください。

 「しらせ」後継船起工式

  2007年3月15日、ユニバーサル造船舞鶴事業所において、関係者が参列して「しらせ」後継船
  (砕氷艦5003)の起工式が行われました。「しらせ」後継船は、ユニバーサル造船舞鶴事業所に
  おいて建造が始まり、2008年4月には進水し、その後船体をドックから岸壁に移して艤装が施され、
  2009年5月には就航の予定とのことです。 (極地研HPのニュース欄からの引用です。こちら